本当に喜ばれるお中元おすすめ44選！女性に喜ばれるものは？

夏にお世話になった方へ贈り物をするお中元ですが、贈るときには喜んでもらいたいからこそどれにしたらいいか悩むことも多いでしょう。

こちらの記事では本当に喜ばれるお中元の選び方とおすすめ商品を紹介します。

本当に喜ばれるお中元の選び方

贈り相手に本当に喜んでもらえるお中元を選ぶにはどのような点に気をつければよいのか、選び方のポイントを紹介します。

1. 贈り相手との関係性に注目する

まず注目したいのが贈り相手との関係性です。

ビジネス関係で取引先に贈る場合は、贈り先の職場で分けることを考えて個包装になっている菓子類やジュースがおすすめです。また、お世話になった上司など目上の方には惣菜ギフトやフルーツ、精肉など、普段はあまり食べることのない特別感や高級感のあるものが良いでしょう。

高齢の家族や親族には体にいい野菜ジュースのギフトや食べやすい惣菜、フルーツなどがおすすめです。

親しい友人や家族へ贈る場合は、あまり高価な品物は相手に気を遣わせるおそれがあるため、気軽に受け取れる価格帯のものを選びましょう。

2. 贈り相手の好みを考慮する

甘いものが好きな方には菓子類、お酒が好きな方にはビールやお酒のギフトというように相手の好みを考慮した品物を選ぶことも喜ばれるお中元となるポイントです。

多少定番から外れてしまっても、相手のことを考えて選んだ贈り物はきっと喜ばれ、思い出に残るお中元となるでしょう。

また、好みだけでなく、アレルギーや体質によって相手が食べられないものを避ける配慮も忘れないようにしてください。相手の好みがわからない場合は麺や洋菓子、飲み物といった定番商品や贈り相手に品物を選んでもらうカタログギフトがおすすめです。

3. 相手の年齢や家族構成に配慮する

忘れてはいけないのが相手の年齢や家族構成への配慮です。

高齢の方には健康に配慮したものや食べやすいもの、若い方には話題性があり贈り物を通して盛り上がることのできるものというように、相手の年齢に合わせた品物を選ぶのがおすすめです。

また、家族で贈り物を楽しむシチュエーションも想像してみましょう。人数の多い家庭なら量が多く家族みんなで楽しめる品物が喜ばれるでしょう。

一方、一人や夫婦だけの家庭の場合は少ない量で高級感や特別感があり、普段の食事やティータイムを彩るような品物がおすすめです。

本当に喜ばれるお中元おすすめランキング40選

昨年のe.デパートのお中元売上データをもとに、本当に喜ばれるお中元のジャンルをランキング順に紹介します。また各ジャンルのおすすめ人気商品も紹介しますのでお中元選びに役立ててください。

1.洋菓子

洋菓子はお中元やお歳暮といった贈り物の定番で、特に家族に子どもや女性の多い方へ贈るのにおすすめです。普段自分では買うことが少ないおしゃれな品物や有名店のお菓子は特に喜ばれるでしょう。

日持ちするクッキー、バウムクーヘンはゆっくりと楽しむことができますし、暑い時期なのでゼリーやアイスといった冷たいものも喜んでもらえます。

2. ビール

暑いお中元の時期にはビールも喜ばれる定番の贈り物です。おなじみのメーカーのギフトセットはいつも人気があります。

この時に注意したいのが、ビールにはメーカーや種類の好みがあることです。お中元の品物を選ぶ前に相手の好みを十分にリサーチすることを欠かさないようにしましょう。

3.惣菜

人気店の味が楽しめる惣菜ギフトも喜んでもらえるお中元のジャンルの一つです。カレーセット、スープセットといった小分けになったレトルトの惣菜は夫婦だけの家庭や小食な方にも気軽に楽しんでもらえます。

また、洋食だけでなく和食のラインナップもあり、相手の好みに合わせて選ぶことができるのも魅力です。

4. 海鮮類

海鮮類も人気のあるお中元のジャンルで、あっさりして食べやすいため、高齢の方にも喜んでもらえます。魚の西京漬けや明太子のようにご飯と一緒に楽しめるものは年齢を問わずに人気です。

また、土用の丑の日に近いお中元の時期ならではの喜んでもらえる品物として、うなぎの蒲焼きもおすすめです。

5.ハム・精肉

ハムや精肉は高級感があり、贈り物として人気のあるジャンルで、幅広い年齢層に好まれます。

定番はハムの詰め合わせやハムと焼き豚のセットなどですが、お盆の帰省などで家族や親戚の集まる機会の多いお中元の時期にはすき焼き用の肉、ローストビーフ、ステーキ用肉など、大人数で楽しめる品物もおすすめです。

6.和菓子・諸国銘菓

上品な味わいが魅力の和菓子や諸国銘菓もお中元には人気です。羊羹やかりんとう、せんべいなどは定番的に好まれますが、暑い時期ですので水ようかんやくず寄せのように冷たい食感を楽しめる品物もおすすめです。

また焼き菓子は賞味期限が長いものが多いので、高齢の方や女性など、小食な方でも日持ちを気にすることなく自分のペースでゆっくりと楽しむことができます。

7.麺

暑い時期でも食べやすくのどごしの良い食感を楽しめる麺類もおすすめのお中元です。特にそうめんは「付き合いが細く長く続くように」という意味合いが込められ、毎年の定番人気商品です。

また地域色のあるうどんや、高級感があり豊かな香りと味わいを楽しめるそばも魅力的です。近年は彩りの綺麗な商品もあり、見た目も楽しんでもらえます。

8.ジュース・飲料・乳製品

ジュースをはじめとする飲み物もお中元には人気のあるジャンルです。子どもや女性の多い家庭への贈り物にはフルーツジュースがおすすめで、高齢の方や健康に気遣う方の多い家庭へは野菜ジュースのギフトがおすすめです。

ジュースは保管も容易で長持ちするため、取引先や1人暮らしの人にも贈りやすい商品です。

9.フルーツ

お中元の時期に旬を迎える桃やぶどう、すいかといったフルーツのギフトもおすすめです。

暑い中、さっぱりとした味わいが楽しめ、栄養が豊富なフルーツは暑い日が続き体調を崩しがちな夏の時期に贈る相手の体調を気遣う気持ちも伝えることができるのがポイントです。

子どもや女性の多い家庭に特に喜ばれるだけでなく、あっさりとして食べやすいため、高齢の方へのお中元にもおすすめです。

10.コーヒー・紅茶

高級感あるコーヒーや紅茶もお中元には人気のある贈り物です。暑い時期に飲みやすいアイスコーヒーやコーヒーのポーションが人気です。

毎日飲む人も多く、好みが分かれにくいため、幅広い年代の人に贈ることができます。

女性に喜ばれるお中元のおすすめ商品4選

女性へお中元を贈る場合、まずおすすめなのが洋菓子や和菓子といった菓子類です。甘い味わいを楽しめるだけでなく、家族や職場の人など大勢でも楽しめるのが魅力です。

また、食事のおかずになる惣菜やハムなどもおすすめです。忙しいときに料理の手間を省くことができ、喜んでもらえるでしょう。そしてお中元を贈るときには見た目の華やかさにも注意して選びましょう。

お中元を贈る時期

お中元を贈るのはお盆までの時期となります。お盆を旧盆とするのか新暦の新盆とするのかには地域によって違いがあり、主に関東や東北といった地域では新盆の7月15日頃までに、それ以外の地域では旧盆の8月15日頃までに贈るのが一般的です。

不安な場合は事前に調べてお中元の用意を早めに始めましょう。

配送を利用することの増えた近年では、荷物の集中や道路の混雑によって配送が遅れることを避けるために、お中元の時期が早まる傾向にあり、6月下旬に発送することも増えています。

お中元ののしの書き方

一般的に、お中元の贈り物にはのしをかけます。のしの付けられたのし紙には、中央の水引の上側に表書きとして「御中元」または「お中元」、水引の下側には贈り主の名前を書きます。

表書きや贈り主の名前を書く時にはボールペンや鉛筆ではなく、毛筆や筆ペンなどを使うようにしてください。

また、のし紙の水引には「紅白花結び」のものを選びましょう。花結びはほどけやすく、何度でも使うことができることから、おめでたいことを繰り返す意味合いがあります。

また、相手が喪中の場合、お中元を贈ること自体は可能ですが、紅白の水引は慶事を連想させるため避け、無地のかけ紙を使うようにしましょう。かけ紙の表書きは通常の書き方と同様です。

お中元の渡し方

手渡しの場合

お中元は夏までの感謝の気持ちを伝える贈り物です。そのため、贈る相手の元へ出向き、感謝の気持ちを伝えながら手渡しするのが本来のマナーです。

この時は事前に訪問日時を連絡し、風呂敷や紙袋に包んで持参をしましょう。

渡すタイミングは訪れてすぐではなく、時間を取ってもらったことに対する感謝の気持ちを伝えた後、手渡してください。

この時、表書きが相手側となるように向きを変えることに注意してください。また、持参する際に使った紙袋や風呂敷は原則として持ち帰るようにしてください。

ただし、屋外で渡した場合など、相手が品物を持ち帰るのに紙袋が必要なケースもありますので、相手の様子を見て相手を気遣いながら判断することが大切です。

配送の場合

相手が遠方だったり、都合がつかなかったり等の理由で手渡しが難しいケースもあります。そのため、現在では配送でもマナー違反ではないとされています。

この時はのしや品物が破れたり汚れたりしないよう、のし紙を掛けた品物を包装して発送するようにしてください。

また、お中元の時期を過ぎるとお中元として贈ることは失礼なこととなりますので、贈り相手の元へ届く時期にも十分に注意して発送することが大切です。

お中元で感謝の気持ちを届けよう

喜ばれるお中元の選び方やおすすめ商品を紹介しました。どうしてもマンネリ化しがちなお中元ですが、少しの工夫と配慮できっと喜んでもらえる贈り物となるはずです。こちらの記事を参考に素敵なお中元を選んでみてください。