日ごろの感謝の気持ちを伝える夏の贈り物である「お中元」ですが、実家や義実家に贈るべきか、どんなものを贈ったらいいのかと悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では実家・義実家へのお中元について紹介します。選び方やおすすめ商品、マナーも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
実家・義実家へのお中元は必ずしも贈らなくてはいけない、という決まりはありません。
ただ、実家や義実家にお中元を贈ることが当然と考えている方もいます。事前に家族や兄弟姉妹などに確認しておくといいでしょう。相手から届いたときに何も用意しておらず、贈っていない場合、失礼になるおそれがあります。
日ごろの感謝の気持ちとしてお中元を贈れば、きっと喜んでもらえます。
実家・義実家へのお中元の選び方を紹介します。
近しい間柄である実家・義実家の好みは、よく把握している方も多いでしょう。家族だからこそ知っている食の好みに合わせて選ぶと、喜んでもらえます。
お酒好きな方にはいつもより少し高級なお酒、グルメな家族には精肉や海鮮類などを贈れば、いつもの食生活をより楽しんでもらえるでしょう。
実家・義実家の夏の暮らしに合わせたお中元の選び方も一つの方法です。
夏バテで食欲が落ちがちであれば、たべやすい素麺や季節のフルーツなどがおすすめです。お盆にたくさん人が集まる予定がある場合には、その場で食べられるものが重宝されます。
ティータイムを楽しむ方には、洋菓子や和菓子、コーヒー・紅茶などもおすすめです。
両親の年齢を考え、健康を気遣うものやヘルシーな食材を贈るのも喜ばれるでしょう。
例えば、漬け魚、野菜ジュース、フルーツなどがおすすめです。他には、お中元の時期は土用の丑の日が近いため、うなぎの蒲焼きもおすすめです。
お中元を贈る時期は、一般的には7月1日~7月15日の間に贈ります。
ただ、地域によってお盆の時期が異なり、関東や東北地方では7月1日~7月15日、関西や東海地方では7月15日~8月15日に贈ります。
実家・義実家の地域に合わせてお中元を贈るのがマナーです。ただ全国的に早まる傾向にあり、6月下旬から贈る方も増えています。
もしお中元の時期を過ぎてしまった場合には、立秋までは「暑中御見舞」の表書きを使います。立秋を過ぎたあとは「残暑御見舞」を使うようにしましょう。
実家・義実家へのお中元の相場は3,000〜5,000円程度です。親しい間柄だからこそ見栄を張らず、相手に喜んでもらえることを重視しましょう。
お中元は基本的に毎年贈り続けるものなので、あまり高いものを贈ってしまうと翌年以降、大変になってしまう可能性があります。
急にお中元の金額を下げると、生活を心配されてしまうかもしれません。最初から無理をせずに、無理のない予算設定をしましょう。
お中元には、のし紙を掛けて贈ります。「紅白5本花結び」の水引とのし飾りが書かれたのし紙を使います。
花結びの水引は何度でもあって嬉しいお祝い事のほか、「末永いお付き合いをしたい」という意味を込めてお中元などの贈り物に用いられるのが一般的です。
水引の上部中央に「御中元」または「お中元」と表書きを入れ、その下に少し小さめに楷書で贈り主の名前を書きます。毛筆や筆ペンを使って、水引やのし飾りに被らないように書きましょう。
環境保護の観点から短冊のしと呼ばれる簡易的なのしが用いられる場合もあります。その場合は品物の右上に貼り付けるのが一般的です。
のし紙を掛けた上に包装紙で包む「内のし」と、包装紙の上からのし紙を掛ける「外のし」があります。手渡しの場合は外のし、配送の場合は内のしにするといいでしょう。
実家・義実家へのお中元でおすすめのジャンルと人気商品を紹介します。
洋菓子は定番でおすすめのお中元です。クッキーやバウムクーヘンなどの焼き菓子は、個包装で日持ちするものを選ぶと、二人暮らしの家でも食べやすく喜ばれます。
夏らしさを感じるゼリーやアイスクリームは、上質なものを選ぶといいでしょう。アイスは必ず相手が受け取れる日時に贈りましょう。
税込3,564円
税込4,968円
税込3,240円
税込5,400円
両親の世代では、和菓子が好きな方も多くいます。冷やして楽しめる水羊羹やみつ豆などがおすすめです。水羊羹は常温で日持ちするため、保管場所にも困りません。また様々な種類が詰め合わせになったセットもおすすめです。
甘いものがあまり好きでない方には、おせんべいやあられなどの詰め合わせもあります。
税込3,240円
税込4,104円
税込3,240円
税込3,240円
暑い時期に調理せずに食べられる惣菜も人気のお中元です。牛肉のしぐれ煮や魚介類の瓶詰めなどは、ご飯のお供として日々の食卓で楽しめます。
簡単に温めて食べられるカレーセットやスープセットなどもおすすめです。
税込5,400円
税込3,240円
税込3,240円
税込5,400円
海鮮類では魚の西京漬け、明太子、サーモンなどが人気です。実家・義実家の食生活や好みに合わせて選びましょう。
土用の丑の日に合わせてうなぎの蒲焼きを贈るのも喜ばれます。海鮮類は主にクール便で贈られるため、相手の予定を確認してから贈りましょう。
税込5,400円
税込5,400円
税込5,400円
税込9,000円
ハムの詰め合わせや焼き豚とのセットなどは、定番で人気のお中元です。食事のときのおかずの一品にでき、日持ちするため、重宝します。
すき焼きやしゃぶしゃぶ、ステーキ用の精肉は、家族構成と好みに合わせて選ぶと喜ばれます。親族の集まりのときに振る舞う料理にも使えるでしょう。
税込5,400円
税込3,240円
税込5,400円
税込5,400円
夏場に食欲が落ちがちな方にも食べやすい素麺やうどんは、お中元の定番です。特に素麺は暑い夏にもつるっと食べやすく、茹でる時間も短くて済みます。
お中元を多くもらう家庭であれば、丁寧に作られた最高級ランクのものや、彩り豊かなものを選ぶのもおすすめです。
税込3,240円
税込3,240円
税込5,400円
税込3,240円
お中元時期に旬を迎えるフルーツは、桃・メロン・すいか・ピオーネ・マスカットなどがあります。高級感があり、見た目も華やかです。
どれか1種類のフルーツだけでなく、様々な味を楽しめる複数の種類の詰め合わせもいいでしょう。
税込6,020円
税込5,400円
税込7,344円
税込10,800円
フルーツジュースや野菜ジュースは、少し上質なものを選ぶのがおすすめです。こだわりの素材や製法で作られたものなど、普段自分ではあまり手にしないものを選ぶと喜ばれます。
健康に気を遣っている方には、健康的な野菜ジュースがおすすめです。いつまでも元気でいて欲しいという気持ちを込めて贈りましょう。
税込3,240円
税込3,240円
税込3,240円
税込3,456円
そのままでも飲めるアイスコーヒーのほかに、ポーションやドリップなども人気です。コーヒー好きの方には、上質なコーヒー豆も喜ばれるでしょう。
紅茶も普段自分ではあまり買わない上質な茶葉や、手軽に飲めるティーバッグタイプなど様々な種類があり、人気があります。
税込3,240円
税込3,240円
税込5,400円
税込5,400円
お酒が好きな方には、好みに合わせたお酒を選びましょう。ビール好きであれば限定セットや、様々な種類を飲み比べできるものがあります。
洋酒であれば、ボルドーやブルゴーニュのワイン、受賞ワインのセット、ウイスキーのシングルモルトなどが人気です。
日本酒や焼酎であれば、すっきりとした味わいの日本酒の大吟醸、芋焼酎、飲み比べセットなどが人気です。
税込3,300円
税込5,500円
税込5,500円
税込3,465円
実家・義実家へのお中元を贈る際、お中元として贈るのに不向きなものに注意しましょう。好きなものを買ってほしいと商品券を選ぶと、金額がそのままわかってしまうので目上の方には失礼にあたるとされています。
好みのものがわからない場合には、カタログギフトを選ぶといいでしょう。実家・義実家が申し込みやすいものを選ぶと困らせずに済みます。
また、お中元の渡し方にも注意して贈りましょう。
実家の両親同士でお中元を贈るかどうかは、地域や慣習によって異なります。必ずしも贈らなくてはいけないわけではありませんが、お中元を贈ることによって、両親同士の交流が生まれるのがお中元を贈るメリットです。
お中元は嫁の実家から先に贈るべきという意見もありますが、特に明確な決まりはありません。旦那の実家からお中元を贈りたい場合には、親に確認してもらうとスムーズです。
お中元は基本的に贈り続けるのがマナーですが、やめたいケースもあるでしょう。何年目がいいという決まりはないため、子ども同士で決めても問題ありません。
子どもが間に入って事前に両方の親に伝えたり、今年のお礼を伝えるときに「今後はお気遣いをなされぬよう、よろしくお願い申し上げます」などと伝えるとよいでしょう。
一般的にお中元のお返しは不要と言われていますが、実家・義実家からのお中元であれば、お返しをしたほうが丁寧な印象を持ってもらえるでしょう。
お返しをする場合には、あまり時期を空けずに贈りましょう。お返しが贈ってもらったものよりも高価だと失礼にあたるため、同額程度の贈り物をしましょう。
お返しをしない場合にも、良い関係を続けるためにお礼の連絡は必ずしましょう。
お中元が届いたら3日以内に、お礼の連絡をしましょう。ハガキや封書でお礼状を出すのが丁寧ですが、近しい間柄である実家・義実家には電話やメールでお礼を伝える場合もあります。
電話やメールでのやり取りを頻繁にしているのであれば、たまには手紙を送ると喜ばれます。お礼の連絡には、感謝の気持ちを伝えることと、お中元が無事届いたことを伝える意味があります。
お礼状ではお中元のお礼だけではなく、感想を添えるといいでしょう。実家・義実家宛てであれば、「大好きなフルーツで、家族全員喜んでいます」「暑い毎日、いただいたビールでの晩酌を楽しみに頑張ります」など、少しくだけた文章も使えます。
季節の挨拶から始め、相手の健康や近況を尋ねる内容、気遣う言葉を添えるとより丁寧です。
実家・義実家へのお中元は、日ごろの感謝の気持ちを伝える手段におすすめです。選び方のポイントや人気商品を参考に、喜んでもらえる商品を選びましょう。
お中元の基本やマナーを押さえることで、感謝の気持ちがより伝わります。
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