お中元は上半期お世話になった方への感謝の気持ちを込めて贈るもの。相手に余計な気を遣わせずに喜んでもらえるものを贈りたいですよね。
ビジネスシーンでのお中元は個人でお中元を贈るときよりも贈り方や品物選びで気を付けなければいけないポイントがありますのでチェックしておきましょう。
こちらでは、会社宛のお中元の選び方からおすすめ人気商品、気を付けたいマナーなどについて紹介します。
会社宛にお中元を選ぶ場合、相手先が何人くらいいるのかを確認するのはとても大事です。お世話になっている会社の部署全員なのか、社員全員なのか、もしくは社長や役員の方など個人に向けてなのかを考慮します。
全員に行き渡るように配慮しなくてはいけません。また、人数が多い場合は配りやすいように個包装になっているものがよいでしょう。
賞味期限が比較的長く、常温保存ができるものを選ぶのが無難です。賞味期限の目安としては短くても1週間、できれば2週間以上日持ちするものが理想です。
会社で配ったお中元はその場ですぐに食べるのではなく、デスクなどに置いておいて好きな時に食べることが多いでしょう。また、相手先のオフィスに冷蔵庫があるかわからない場合は冷蔵・冷凍保存が必要なものは避けましょう。
配ったり、デスクの引き出しに入れておいたり、持って帰ったりすることも考えて、重すぎない・大きすぎないものを選びます。
お中元として贈ることのある調味料や洗剤などは個人に贈ると喜ばれますが、会社宛のお中元としては不向きと言えるでしょう。
お中元をもらった相手が会社でどういうふうに配るのかを想像してみましょう。
「見栄えのするかわいいお菓子がたくさんの人に喜んでもらえそう」「お酒が好きな人が多いと聞くから缶ビールなら楽しんでもらえそう」などと、それぞれの相手先に想像を膨らませると、状況に合った品物を選びやすくなります。
お中元の金額に迷ったら5,000円程度の品物を選べばほぼ間違いありません。関係によっては3,000円程度の品物にしても失礼にはなりません。
普段から取引がある会社には3,000円、上半期特にお世話になった会社には5,000円と分けてもよいでしょう。
なお、大事な相手だからといって高額すぎるものを贈るとかえって気を遣わせることになります。そのため、高くても10,000円程度に留めておくのが無難でしょう。
一般的にお中元を贈る時期は7月1日~7月15日です。混雑を避けるため、早めに贈る人も増えていて、6月下旬に届けることも増えてきました。
関西や東海地方など、地域によってはお中元の時期を7月15日~8月15日までとするところもあります。各地域のお盆の前にお中元を贈るように意識するとよいでしょう。
なお、会社は8月にお盆休みとなるところが多いため、届ける時期がお盆休みと重なるのは避けたいところです。また担当者が夏休みを取得する時期も避けましょう。
お中元の熨斗(のし)には一般的に水引が印刷されたのし紙を使います。また簡略化された短冊のしを使うこともあります。
のしの表書き(上部)には「お中元」もしくは「御中元」と書き入れます。
名前(下部)は自分の会社名を入れましょう。取引先としてではなく、個人から会社に贈る場合は自分の名前でも構いません。なお、会社名だけでなく「〇〇株式会社 代表取締役社長 〇〇〇〇」などと所属や名前を入れることもあります。相手先との関係によって使い分けましょう。
また、お中元の時期を過ぎてしまった場合は表書きを変えます。立秋前には「暑中御見舞」とし、立秋後は「残暑御見舞」とします。
会社宛のお中元でおすすめのジャンルと人気商品を紹介します。
洋菓子はお中元の定番品のひとつです。特にクッキー、フィナンシェやマドレーヌなどの焼き菓子は日持ちするものが多く、個包装になっているので会社宛のお中元におすすめです。
季節感を出したいときはゼリーなどの涼やかな印象のものを選びましょう。夏に美味しいアイスも人気がありますが、相手先に冷凍庫があるかわからない場合は避けましょう。
税込3,240円
税込3,564円
税込3,240円
税込5,400円
和菓子はおかき・せんべい・あられなどの保存がしやすいものが人気です。夏らしさを求めるなら水羊羹も人気があります。
地味な印象もあるおせんべいやあられですが、近年はおしゃれでカラフルな見栄えするものが増えてきていますのでチェックしてみてください。
税込3,240円
税込3,240円
税込3,240円
税込3,240円
ジュースや飲料は缶や紙パックなどの少量で分けやすいものが会社宛にはおすすめです。
人数が少ない場合は贅沢な果汁100%ジュースや厳選素材の野菜ジュースなど、こだわりの要素が入ったギフトもセンスがあり、喜ばれます。
税込3,240円
税込3,240円
税込3,240円
税込3,456円
ポーションやドリップタイプのコーヒー、ティーバッグの紅茶などは配りやすく、持ち帰るにもかさばらないので会社宛のギフトに人気があります。
お菓子などの甘いものが苦手な方が多い会社宛には有力な選択肢になります。有名ブランドのギフトセットを探してみましょう。
アイスコーヒーのビンやペットボトルのギフトセットも夏らしくおすすめです。この場合はメンバーで配るというより会社で飲んでもらう想定で贈るとよいでしょう。
税込3,240円
税込3,240円
税込5,400円
税込5,400円
好みに左右されにくいお茶のギフトも会社宛のお中元としておすすめです。ペットボトルの烏龍茶や麦茶などは使いやすく喜ばれます。外回りが多い営業事務所などには特に重宝されるでしょう。
訪問時にお茶を出されたことがある会社には銘茶の詰め合わせギフトでもよいでしょう。来客時の茶葉のストックとして使ってもらうことができます。
税込3,240円
税込3,240円
税込3,456円
税込5,400円
お酒が好きな方が多いとわかっているならビールギフトもよいでしょう。缶ビールなら配りやすく持ち帰りやすいので、有名メーカーの定番ギフトセットがおすすめです。
届いたときの重量感、ボリューム感があるのもおすすめポイントの一つです。
税込3,300円
税込3,300円
税込5,500円
税込3,300円
お中元の時期が過ぎてしまったときは、のし紙の表書きを変えて対応します。
相手先のお盆の時期を過ぎてしまってその年の立秋前であれば「暑中御見舞」に、立秋後であれば「残暑御見舞」に表書きを変えます。
上半期お世話になった方への季節の挨拶と感謝の気持ちを込めた贈り物としてお中元とほぼ同じ意味があります。
会社・取引先からお中元が届いた場合、お礼状を送るなどのお礼はするべきですが、お返しは基本的には必要ありません。
しかしお世話になっているのだからとお返しを贈りたい場合もあるかと思います。その場合はお返しのイメージではなくお中元を贈り合うというイメージで品物を贈るとよいでしょう。
品物は届いた品物と同じものは避け、配りやすく保存がしやすい日持ちするものを選びます。のしは「お中元」で大丈夫ですが、時期を過ぎてしまった場合は「暑中御見舞」「残暑御見舞」の表書きに変えましょう。
お中元が届いたら、お礼状を送るのがマナーです。お中元が届いたら3日以内には送りましょう。手書きで縦書きにすると丁寧です。
頭語・結語を用いて、季節の挨拶と相手先の健康や繁栄への気遣いの文を入れるのが基本的な構成です。
以下に例文を紹介します。
株式会社〇〇
代表取締役 〇〇様
拝啓
盛夏の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平さて、この度は心のこもったお中元の品をいただき誠に有り難うございました。
早速社員全員で分け合い、いただきました。
暑さが厳しい時期が続きますが、どうかご自愛くださいませ。
貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
取り急ぎ、書中をもって御礼申し上げます。
敬具
令和〇年〇月〇日
〇〇株式会社
(役職) 〇〇〇〇
会社宛にお中元を贈るときには商品選びのポイントがあります。相手の人数や状況を確認して選ぶことが大切です。
喜んでもらえる商品を選んで、感謝の気持ちを伝えましょう。
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