菓子折りおすすめ30選!人気でおしゃれ・美味しい個包装は?

菓子折りは、お祝いやお礼、お詫びなどの気持ちを込めて贈ります。様々な種類の菓子折りの中から、どうやって選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、菓子折りを選ぶポイントや用途別のおすすめの菓子折り、人気ブランドのお菓子などを紹介します。選び方や渡し方の正しいマナーを知って、気持ちをきちんと伝えましょう。
菓子折りとは?
菓子折りとは、お祝いやお礼などの贈り物として使う外箱に入ったお菓子のことです。元々は、薄く切った木を折り曲げて作った「折り箱」に入ったお菓子のことを呼んでいました。
当時お菓子は高級品で、折り箱に入ったものはさらに高価だったため、相手に敬意を示す贈り物として使われることが多かったようです。現在では、外箱に入ったお菓子を総じて菓子折りと呼びます。
お祝い・挨拶・お礼・お詫び・手土産など、様々なシーンで贈り物として使われます。用途に合わせて、のし紙や包装紙を掛けて贈るのが一般的です。
菓子折りの選び方

1. 用途で選ぶ
お祝い・挨拶・お礼・お詫び・手土産・お見舞いなど、菓子折りを渡す用途は様々なものがあります。それぞれの用途によって、適した菓子折りを選ぶことが大切です。
お祝いやお礼であれば、相手の好みに合ったお菓子や華やかなパッケージのものがおすすめです。
逆にお詫びの菓子折りでは、華やかなものは向きません。お詫びの際には、シンプルで高級感のあるものを選んだほうが、誠意が伝わります。また好みが分かれるものよりも、定番品のほうが無難です。
お見舞いの際は、食べ物の制限がないか確認しておきましょう。病室でも手軽に食べられ、食べる音や匂いがあまりないものを選ぶといいでしょう。
2. 種類で選ぶ
菓子折りには和菓子・洋菓子どちらもあり、バリエーションが豊富です。
クッキーや焼き菓子などの詰め合わせは、賞味期限が長く、好き嫌いがあまり分かれません。様々な種類が入っているので、職場などの大人数でも、個人でも渡しやすいでしょう。
和菓子は老舗のお店が多く高級感があるので、目上の方へのお礼やお詫びの際にもおすすめです。日持ちするおせんべいは、食べ比べのできる詰め合わせタイプなどもあります。
夏場であれば、ゼリーもおすすめです。一口サイズのものからスプーンで食べるもの、常温保存できるものなど、様々な種類があるので用途に合わせて選びやすいでしょう。
3. 内容量で選ぶ
菓子折りの内容量も、バリエーションが豊富にあります。自分が働く職場など正確な人数がわかる場合には、人数より少し多めのものを選びましょう。
取引先やお世話になったお店など、正確な人数がわからない相手に渡す場合には、多めに入ったものを選ぶのがおすすめです。数が不足すると失礼にあたりますので、注意しましょう。
個人に贈る場合には、多すぎると逆に困らせてしまいます。賞味期限のあまり長くないものであれば、人数×2個程度を目安にするといいでしょう。また人数を確かめられる場合には、事前に聞いておくのもおすすめです。
4. 価格で選ぶ
菓子折りは、渡す用途やシーンに合わせて価格を検討しましょう。ささやかな手土産であれば1,000~2,000円、お礼や挨拶であれば3,000~5,000円、お詫びであれば3,000〜10,000円程度が目安です。
お礼や挨拶・お見舞いの場合は、あまり高価なものだと相手に負担になってしまうことがあります。お詫びとして贈る場合には、状況を踏まえて予算を決めることが大事です。
菓子折りはお祝いやお礼、お詫びの気持ちを伝えるためのものなので、相手の気持ちに寄り添って選びましょう。
5. 見た目で選ぶ
菓子折りには、可愛いデコレーションのお菓子や華やかなパッケージのものが多くあります。
お祝いやお礼の際には、見た目が可愛いものを選ぶのもおすすめです。華やかな場にふさわしく、喜んでもらえます。
お詫びやビジネス関係の手土産であれば、畏まった体裁の高級感のある包装のものがいいでしょう。
のし紙が必要であれば、のし紙がかけられる体裁かどうかを確認することも重要です。リボンが付いた包装とのし紙の併用はできないので、注意しましょう。
ケース別のおすすめの菓子折り
1.お礼やお祝いの場合
お礼やお祝いで渡す際には、相手の好みに合わせたお菓子を贈るのがおすすめです。流行に敏感な方には話題のブランドのもの、定番の味を好む方には老舗のブランドのものなどを選ぶといいでしょう。
可愛いデコレーションのお菓子や華やかなパッケージのものも、お礼やお祝いに向いています。お祝いの場を華やかにしてくれるような、縁起物のモチーフや季節感のあるものもおすすめです。渡す相手の人数も考慮し、多すぎない量のものを選びましょう。
2.謝罪の場合
謝罪の際には、シンプルで高級感のあるデザインのものを選びましょう。老舗の和菓子屋さんの羊羹など、少し高級な菓子折りが向いています。
軽すぎるものは謝罪の気持ちも軽くとらえられてしまう可能性もあるので、注意しましょう。トレンドのものや好みが分かれるもの、派手なパッケージのものは謝罪の際には不向きです。お詫びの気持ちが伝わるものを選ぶようにしましょう。
3.退職の場合
退職の際に渡す菓子折りは、職場全員に行き渡るように個数に注意しましょう。全員分よりも少し多めの内容量で、個包装になったものがおすすめです。
仕事の休憩中にさっとつまめるような、手軽に食べられるものがおすすめです。クッキーや焼き菓子、おせんべいなど、日持ちするものがいいでしょう。
色々な味の詰め合わせもおすすめですが、ものによって大きさがあまりに違うようなものは避けたほうが無難です。
菓子折りおすすめ10選[3,000〜5,000円前後]
1.とらや/小形羊羹 10本入(K-10)
2.モンロワール/Leaf memory GiftBox(リーフメモリーギフトボックス)60個入り(1LR313)
3.銀座あけぼの/それぞれ 18袋入(AK-533)
4.フランセ/レモンケーキ 12個入
5.アンリ・シャルパンティエ/フィナンシェ・マドレーヌ詰合せ 26個入(HFM-40N2)
6.ベルプラージュ/ココサブレ 36枚入り
7.本高砂屋/エコルセ (E30)
8.ガトー・ド・ボワイヤージュ/馬車道コレクション17個入(BG(C)-B)
9.横浜かをり/レーズンサンド・クランベリーサンド・マロンサンド各6個(LCRMS-33)
10.ありあけ/ありあけセレクションM(ARA00485)
菓子折りおすすめ10選[2,000〜3,000円前後]
1.森八/千歳 10個入
2.パティスリー ラ・マーレ・ド・チャヤ/ガトーセック10個入(GS-10)
3.笹屋伊織/琴の仙15枚入(KT-24)
4.多々楽達屋/至福のひととき 12袋入(T-shihuku12)
5.ふるや古賀音庵/餅のどら焼き(プレーン)8個入
6.えくぼ屋/ぐるめ探訪(GT-20)
7.ザ・テイラー/ザ・ショコラクチュール 10個入
8.モロゾフ/ファヤージュ 20個入(MO-1790 )
9.横濱文明堂/銘菓15個入(12720)
10.柏屋/創菓 嘉永餅 8個入
菓子折りおすすめ10選[1,000〜2,000円前後]
1.鎌倉紅谷/あじさい8枚入
2.ユーハイム/ユーハイムバウム 5個(JP-1)
3.パティスリー ラ・マーレ・ド・チャヤ/葉山のショコラ・カロ4個入(HC-4)
4.銀座あけぼの/姫栗もなか 10個入 (HK-170)
5.えの木てい/横濱レモン(8個入)
6.ロクメイカン/恵みのしずく33入
7.銀座あけぼの/味の民藝 22個入(AK716)
8.モンロワール/Leaf memory GiftBox(リーフメモリーギフトボックス)27個入(1LR315)
9.アンテノール/ラングドシャ・シトロン(LE-12A)
10.菓匠 清閑院/いち松ガトーウィッチ詰合せ6枚入
菓子折りを渡す時ののし紙

お礼やお祝いとして菓子折りを贈る際には、のし紙をつけることが一般的です。
「紅白5本の花結び」の水引に、表書きは「御礼」や「お祝い」「心ばかり」と書きます。結婚のお祝いの際には、水引を「紅白10本結び切り」にします。
お詫びとしてお渡しする菓子折りにのし紙をつける場合は、のし飾りのない「無地のし」を使うのがいいでしょう。
のし飾りはお祝い事を意味するので、反省の意図が伝わらない可能性があります。表書きには「お詫び」や「陳謝」と書くのが一般的です。
挨拶などの手土産として使用する際には、のし紙は付けなくてもいいでしょう。付ける場合には、「紅白5本の花結び」の水引に「ご挨拶」と書きます。
菓子折りを渡す時の注意点4個
菓子折りを渡す際にはマナーを守ることで、相手に気持ちが伝わります。
気をつけたいポイントを紹介します。
1. 袋から出して渡す
最近では、紙袋に入れて菓子折りを持参することが多いでしょう。しかし渡す際には、菓子折りを袋から一度出して相手から正面の向きにして渡すのがマナーです。
ただし外で渡す場合などには、もらった相手は袋がないと困ってしまいます。「袋のまま失礼いたします」などと一声かけて渡すと、失礼がないでしょう。
2. 一言添えて渡す
菓子折りを渡す際には、「ご挨拶のしるしとして」や「お世話になったお礼として」など自分の気持ちを一言添えて渡しましょう。丁寧な印象になるだけでなく、どういった用途の贈り物かがきちんと伝わります。
「つまらないものですが」という言葉もよく聞きますが、謙遜しすぎている言葉は相手を不快にさせてしまうこともあるので気をつけましょう。
3. 渡すタイミングに注意
お礼や挨拶、お祝いなどで渡す場合には、最初に挨拶したタイミングで渡しましょう。
しかしお宅を訪問した際には、玄関先で渡すのは失礼に当たります。部屋に通してもらったあと、ひと通りの挨拶を済ませた後に渡しましょう。
取引先を訪問した際にも、いきなりエントランスやロビーで渡すのはNGです。会議室や応接室に入り、名刺交換や挨拶が済んだタイミングで渡しましょう。
複数人の場合には、一番目上の人から、相手の目上の人に渡すのがマナーです。
4. お詫びの場合は先に渡さない
お詫びの際には、先に渡してはいけません。手土産で許してもらおうと考えているような印象を与えてしまい、悪印象になる可能性があります。
相手からのお許しの言葉をもらってから、菓子折りを渡すようにしましょう。菓子折りを受け取ることは許すことを意味するので、受け取ってもらえない場合には無理に押し付けてはいけません。
菓子折りで気持ちを伝えよう
菓子折りを選ぶ際には、渡すシーンや相手に合わせたものを選ぶことが大切です。お礼やお詫びなど、菓子折りと一緒に伝えたい気持ちがきちんと伝わるように、マナーをおさえた菓子折りを選びましょう。
渡し方や包装のマナーを知っておくことで、より気持ちが伝わります。