
一年の中で最初に会う年始の挨拶では、お年賀として手土産を持参して相手先へ訪問しましょう。
こちらの記事では、年始の挨拶の手土産の選び方やおすすめ商品、渡し方のマナーなどについて説明します。相手先とより良い関係を築いていくための良いスタートを切りましょう。
年始の挨拶は新しい年の神様(歳神様)へのお供え物を持参する風習から始まったといわれています。
現代では神様へのお供え物が変化して、大事な相手先へお年賀として手土産を持参する文化へと変化しました。
年始の挨拶に行くことは「大切なあなたと今年も良い関係を築きたい」という気持ちを相手に伝えられる大事な機会となっています。
一般的に新年の挨拶は門松を飾っている松の内までと言われています。
松の内は地域によって異なりますが、関東地方では1月7日まで、関西地方では1月15日までです。地域によって差がありますが、個人に対しては7日までに渡せば問題ないでしょう。
ビジネスシーンでは企業の正月休みが3日までのことが多く、曜日まわりによっては7日までに挨拶回りを済ませることが難しいため、松の内の7日を過ぎても年始の挨拶の時期として許されている風潮があります。ただ最低でも15日までには挨拶を終えるように気を付けましょう。
年始は挨拶回りや帰省土産など、贈答品を受け取ることが多い時期です。そのため、すぐに食べなくても済む日持ちするお菓子は喜ばれるでしょう。
具体的には焼き菓子であるクッキーやマドレーヌ、フィナンシェ、おかきやせんべいなどがおすすめです。
特に企業など取引先に持参する手土産は個包装になっているお菓子がおすすめです。部署などの人数が多い場合、サッと配りやすく全員に行き渡るからです。
大きなフルーツや切り分けられていない大棹の羊羹やカステラなどは避けるのが無難でしょう。個人への手土産の場合はあえてボリューム感を出すためにこういった手土産を選ぶこともあります。
1年の始まりなので縁起のいいお菓子を贈ると喜ばれます。
パッケージが干支や招き猫など縁起のいい見た目になっているものや、紅白の色を取り入れたお菓子、素材が縁起のいい海老せんべいなど、探してみると縁起のいいイメージを持つお菓子がたくさんあります。正月らしいイメージがあるので、年始の挨拶にぴったりです。
年始の挨拶の手土産の予算は1,000〜3,000円程度です。相手が恐縮してしまうことがあるため、高くても5,000円程度とするのが無難でしょう。
近所の人には2,000円、義実家への挨拶や両親には3,000円、ビジネスの取引先には3,000〜5,000円程度が目安です。相手との関係性を考えて手土産の金額を変えるようにしましょう。
クッキーやサブレは手軽につまんで食べられる上、賞味期限が長いので定番の手土産です。おしゃれで可愛らしい見た目のものも多くあります。有名ブランドの商品や、新しい人気のブランドなど、選択肢も多いのが魅力です。
フィナンシェやマドレーヌはクッキー同様に焼き菓子で人気があります。個包装になっているので配りやすく、ボリュームもあるので満足感もあります。
■フィナンシェ:しっとりやさしい口どけとともに、香り高いアーモンドの風味と発酵バターの豊かなコクがふわっと広がります。アンリ・シャルパンティエの自信作です。
■マドレーヌ:ふっくらしっとりした食感にラム酒のまろやかな香り、レモンと蜂蜜の爽やかな酸味が深いコクをもたらします。
焼きティラミス こだわりの北海道産マスカルポーネと北海道産小麦を使用したスポンジに、ほろ苦いコーヒーシロップを一つ一つていねいに染み込ませました。
木の年輪をイメージして作られているので縁起物としてもおすすめです。また、軽くて型くずれしにくいので、持参しやすいというメリットもあります。口当たりがやわらかく、女性人気が高い手土産です。
あられ・おかき・せんべいは手軽に食べやすく、甘いものを好まない男性にも喜ばれるお菓子です。あられやおかきは小分けパックになっているものが多く配りやすいので、会社向けの手土産で特に使いやすいでしょう。
せんべいの素材によく使われる海老はおせちにも使用される縁起物なので、年始の挨拶の手土産に向いています。
ずっしりと重たい羊羹は高級感があり、目上の方への手土産にうってつけです。糖分が高く、日持ちするものが多いのも嬉しいところです。
あんこが好きな方への手土産で羊羹よりも配りやすいのは最中です。賞味期限が比較的短いものが多いので、その点には注意しましょう。
優しい甘さのカステラは、ボリューム感と高級感のあるお菓子です。近年では切れ目が入って分けやすくなっているものや小型のものも増えてきました。
目上の方への手土産で高級感を出したいのであれば木箱に入っているものも販売されています。年始の挨拶の手土産に使いやすいお菓子です。
気の利いた手土産を持参したいなら、佃煮や名産品がおすすめです。特に個人の自宅へ訪問した時の手土産で喜ばれます。瓶詰めされたごはんのお供や、真空パックされたおかずなど、種類がさまざまで食卓に彩りを添えてくれます。
定番である菓子類を毎年贈っているようなら、佃煮や名産品も選択肢に加えるとグッと種類の幅が広がります。
ごはんのお供やお酒の肴に相性の良いこちらの商品はいかが。
おじゃこのふわっとしたうまみの後に山椒のぴりっとした爽やかな辛味が追いかけます。
皮が薄くやわらかい果肉が特徴の南高梅を、塩分を控えて漬け込み、ふくよかな香りとまろやかな味わいを醸し出した大粒の梅干です。
温かいご飯はもちろん、お茶漬、おにぎり、納豆、玉子焼きなど様々なお料理のおともに最適な商品です。
錦松梅は鰹節をはじめ、白胡麻、きくらげ、松の実などの山海の素材を使用して、独特の風味を作りあげるふりかけの逸品です。
高級感のある、木の曲げ物に小分けにしてお届けします。
お酒が好きな人には日本酒や焼酎、ウイスキーなどもおすすめです。年始の手土産用に金箔入りのお酒や干支の絵柄がついたボトルなどもあります。
祝い酒のイメージが強い日本酒が定番ですが、開けた後も味が落ちにくい焼酎やウイスキーの蒸留酒も人気があります。地元に帰省していた人は帰省先の地酒を用意すると手渡した際に話がはずむきっかけになるかもしれません。
ビジネスの年始の挨拶の手土産は特に日持ちのよさ、配りやすさに配慮します。洋菓子ではクッキーやフィナンシェなどの焼き菓子、和菓子ではあられやせんべいなどが無難です。
職場でそのままつまんで食べられるものが理想なので、冷蔵、冷凍が必要なものや、食べるのに手間がかかるものは避けるようにします。
■フィナンシェ:しっとりやさしい口どけとともに、香り高いアーモンドの風味と発酵バターの豊かなコクがふわっと広がります。アンリ・シャルパンティエの自信作です。
■マドレーヌ:ふっくらしっとりした食感にラム酒のまろやかな香り、レモンと蜂蜜の爽やかな酸味が深いコクをもたらします。
■プティ・ガトー・アソルティ:カラフルな8種類の味わいを小さな焼き菓子にしました。アンリ・シャルパンティエの代表商品のフィナンシェに加え、バラエティ豊かな味をひと口で楽しめる焼き菓子です。
■プティ・タ・プティ Sボックス:
<フロマージュ>練り込んだチーズが香る、軽やかな食感。
<ショコラ・ノワール>とろけるスイートチョコレートを練り込みました。
<ショコラ・ブラン>ホワイトチョコレートのミルキーな味わい。
<フレーズ>甘い香りとともに味わう、いちごのサブレです。
<サブレ・バニーユ>バター風味のサブレでチョコレートをサンドしました。
<プラリネ>プラリネクリームを包んで、香ばしく仕上げました。
<フランボワーズ>木いちごのジャムを包んでしっとり甘く。
<ガレット・ブルトンヌ>ホロリとくずれる、香り高いバターの風味です。
<スペキュロス>シナモンが豊かに広がるざっくり食感です。
ソルト&カマンベールクッキー、蜂蜜&ゴルゴンゾーラクッキー、バニラ&マスカルポーネクッキーの3種類のクッキーの詰合せです。
義実家への年始の挨拶ではきっちり感を出したいところです。高級感のあるバウムクーヘンやカステラなどのお菓子がおすすめです。有名店のものであれば間違いないでしょう。
また、義実家への挨拶は毎年するものなので、変化をつけたいときは惣菜や飲料、調味料などもおすすめです。相手に気を遣わせない程度の金額で特別感のあるものを選びましょう。
新鮮な宇和島の真鯛をフレークにし、ジュレで仕立ての鯛茶漬け。
しっとりとした真鯛と、おだしにも鯛の香りが広がる絶品なお茶漬け。
お吸い物もジュレで寄せ、お椀に熱湯を注ぐとふんわりと素材とおだしが広がり、本格的なお吸い物をお楽しみいただけます。
お祝いにもお使いいただけるうれしいお詰合せ。
鰹の旨味に焼きあご独特のコクをブレンドし、化学調味料使用せずで仕上げました。
下味付きなので大変便利です。
不活性ガス充填した個包装タイプなので、いつでも新鮮な状態でお使いいただけます。
煮物や鍋料理のだしに最適です。
だしが抽出しやすいテトラ型だしパックを採用しました。
年始の挨拶の手土産には「御年賀」と表書きに書いたのし紙をかけるのが一般的です。紅白花結びの水引のものを使用します。
包装紙の内側にのしをかける「内のし」と外側にかける「外のし」がありますが、包装を開けなくても年始の手土産だとわかりやすいよう、外のしがよいでしょう。
名入れはしなくても問題ありませんが、名入れする場合は相手との関係性を考慮します。
義実家に持参するなら夫婦の下の名前で連名にするとよいでしょう。その際、男性の名前を右に、女性の名前を左にします。
ビジネスの場合、会社名のみなのか社長名や所属長の名前なのかは会社の方針によって異なるでしょう。迷った場合は上司に相談するのが無難です。
なお、年賀の時期を過ぎてしまって持参するときは「寒中御見舞」に表書きを変えて持参します。
自分が喪中の場合は前年のうちに喪中はがきなどで喪中を知らせていれば年始の挨拶をする必要はありません。
しかし、どうしても挨拶をしたい相手がいる場合は、松の内が明けた1月8日以降に寒中見舞いとして手土産を持参するのがよいでしょう。
相手が喪中でも年始の挨拶をしたい場合は、松の内である1月7日まで訪問は避け、1月8日以降寒中見舞いとして手土産を持参するよう配慮するのがマナーです。
「明けましておめでとう」などの新年の挨拶の言葉は避け、「今年もよろしくお願いします」といった言葉や「昨年はお世話になりました」といった感謝の言葉にとどめて手土産を渡すようにします。
年始の挨拶の時の手土産は応接間などに通された際、椅子に座る直前や座った直後に渡しましょう。
その際は紙袋から品物を出し、包装の破れやのしの間違いなどがないか確認してから向きを相手のほうへ直して渡します。
持参した紙袋は持ち帰るのがマナーですが、相手先から処分の申し出があれば、お言葉に甘えて構いません。なお、玄関先での訪問の場合は紙袋のまま渡しても差し支えありません。
渡す際には一言添えて印象良く渡しましょう。
「心ばかりですが」
「よろしければ皆さんで」
紙袋のまま渡す場合は、「紙袋のまま失礼します」といったさりげない心遣いが見える言葉がよいでしょう。
なお、ビジネスシーンでは年始の時期は訪問客が多く、相手にとって忙しい時期でもあるため挨拶は軽く済ませるようにします。
「お茶でも」と言われても「今日は挨拶だけですので」などと断るほうが相手の時間をとらせないよう気が利いていてスマートです。玄関先での挨拶にとどめても構いません。
また、訪問先が多いため、事前に時間の約束をすることなく挨拶に行くこともあるでしょう。担当者が不在で挨拶ができなかった場合は「謹賀新年」と名刺に書き入れて手土産に添えて対応した方に後で渡すようにお願いしてもマナー違反ではありません。
一年の始まりの挨拶は、その年も良い関係でいるための大事なシーンです。マナーを押さえつつ、相手に喜ばれる手土産を渡して良い印象で一年をスタートさせましょう。
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