香水の選び方!フレグランス初心者の自分に合った香水の選び方

香水の選び方!フレグランス初心者の自分に合った香水の選び方

いい香りのする人に憧れる方は多いでしょう。ただ、いざ何種類もの香水を前にすると、どの香水を買えばいいかわからなくて困っていませんか。

今回は、香水初心者の方でも自分に合った香水が選べるように、選び方から香りの種類、香水の付け方まで詳しく紹介します。香水の保管方法などもわかりますので、参考にしてください。

香水の選び方4つ

香水の選び方4つ

香水は種類が豊富で、知識のない初心者の方にとっては選ぶのも一苦労です。しかし「選び方」を知っていれば初心者でも自分に合った香水が選べます。

1. 好きな香りで選ぶ

香りには好き嫌いがあるため、香水も好きな香りを選ぶのがいいでしょう。好きな香りの系統がわかっていると、選択肢が絞られて選びやすくなります。

自分の好みがよくわからない場合は、普段から使用しているシャンプーやリンス、柔軟剤などの香りを参考にする方法もあります。

ただし、同じ「バラの香り」の香水でも、使用している原料や香料の組み合わせなどによって香りは異なりますので注意しましょう。

2. なりたい印象で選ぶ

果物のフレッシュな香りはさわやかさなど、香りによって印象は変わります。そこで「なりたい自分」を演出する方法として香水を選ぶ方法があります。

とはいえ、香水初心者の方は、香りと印象を結びつけるのは難しいでしょう。香りの種類や印象については後ほどくわしく解説しますので、そちらを参考にしてください。

3. シーンで選ぶ

香水を使用するシーンに応じて選ぶ方法もあります。香水は種類によって香りの濃さや持続時間が異なり、持続時間が1~2時間のタイプであれば、いくつかの香りを状況に応じて使い分けることも可能です。

気分転換を兼ねて、午前と午後で香水を変えるのもいいでしょう。その日の予定によって選ぶのもおすすめです。

職場では清潔感のあるクリアな香り、休日はリラックスできる香り、イベント時は華やかな香りという具合です。ただし、汗とは相性が悪いため、スポーツシーンでは香水を避けて制汗剤などを活用しましょう。

4. ボトルやパッケージで選ぶ

香水は、ボトルやパッケージにおしゃれなデザインが多いのも特徴です。気になった香水が多くて迷った場合は、デザインの好みやインスピレーションで選ぶのもおすすめです。

また、期間限定の香りやボトル、パッケージといったものも多く展開されています。その時にしか買えない香水もあるため、出会いを楽しむのも素敵な香水との付き合い方です。

香水の賦香率の種類

香水は含まれる香料(香りを付けるための物質)によって4つに分類でき、香料の割合のことを賦香率(ふこうりつ)といいます。香りの濃度や持続時間の違いは、賦香率によるものです。

それぞれの香水の特徴を押さえることで香水の楽しみ方が広がり、よりシーンにマッチした香りをまとえるようになります。

パルファム…賦香率 約15~30%、持続時間 約5~7時間
オードパルファム…賦香率 約10~15%、持続時間 約4~5時間
オードトワレ…賦香率 約5~10%、持続時間 約3~4時間
オーデコロン…賦香率 約3~5%、持続時間 約1~2時間

なお、賦香率と分類については厳密な規定がないため、ブランドによって異なることがあります。

パルファム

最も濃く強く香る香水で、香りの深みや変化を感じやすいのが特徴的です。華やかに香るため、普段使いというよりフォーマルな場に向いています。

また、持続時間が長いため、外出時などに付け直さなくても、長く香りを楽しめるメリットがあります。

オードパルファム

持続時間が長く、深みある香りを味わえる香水です。賦香率が高めで華やかさもありますが、パルファムよりシーンを選ばないため、使いやすい香水として人気を高めています。

オードパルファムは流通数が多く、選択肢が豊富である点も魅力的です。

オードトワレ

ほどよく香る香水のため、シーンを選ばず、カジュアルに使用できます。持続時間は比較的短いため、付け直すことで香りの強さをある程度コントロールできます。

香りの強さや持続時間、種類の多さなどから、特に初心者におすすめです。

オーデコロン

最も弱く、軽やかに香る香水です。やさしい香りのため、使用時は主に上半身に付けるのがいいとされています。

持続時間が短く、香りの持続性が低いシトラス系のさわやかな香水が多いのが特徴です。

香水の香りの種類

香水は、複数の香料の組み合わせで多彩な香りを作り出します。また、付けてからの時間経過によってトップ、ミドル、ラストと香りが変化し、深みや奥行きが生み出されるのが特徴です。

これらの複雑でさまざまな芳香は、主な香りの印象によって何種類かに分類できます。好みの香りの系統がわかると香水選びにも役立つため、香りの種類についてもチェックしておきましょう。

ここでは、代表的な4つの香りの種類について取り上げます。

フローラル

主な香りの印象…甘く華やかで上品。
代表的な香り…ローズ、ラベンダー、ジャスミン

女性に人気の高い、バラに代表されるような花の香りです。

華やかで優雅、上品という印象が一般的ですが、中には甘さ控えめのすっきりとしたフローラルな香りというものも存在します。種類が多く、選択肢が豊富です。

シトラス

主な香りの印象…フレッシュでさわやか。
代表的な香り…グレープフルーツ、ベルガモット

フルーツ由来の芳香の中でも、さわやかな柑橘系の香りのことをいいます。

性別や年齢に関係なく万人受けするといわれ、ユニセックスな香水によく使われています。フレッシュな印象は、香水初心者さんにも使いやすくおすすめです。

ウッディ

主な香りの印象…落ち着きと上品さ。木の香りで親しみやすい。
代表的な香り…サンダルウッド、ヒノキ

木の匂いを連想させる、心落ち着く香りです。甘さのないすっきりとした芳香が中心で、ミステリアスな印象を与えることがあります。

オリエンタル

主な香りの印象…エキゾチックで魅惑的。
代表的な香り…アンバー、ムスク、カルダモン

甘くスパイシーな印象に残りやすい香りで、お香の香り(ムスク)も含まれます。中東アジアをイメージするエキゾチックで魅惑的な芳香です。

特徴的な香りのため好みが分かれますが、高級感のある香りとも称されます。

香水の形状の種類

香水はボトルに入ったスプレータイプをイメージしがちですが、ほかにもロールオンと練り香水があり、形状の違いによって使い分けたり分類したりできます。

スプレータイプの特徴

香水の形状で最も多く、種類が豊富です。揮発性にすぐれているため、少量でもよく香ります。

一方で、使用量を調整するのが難しいため、ほんのり香る量から試すのには向いていません。より少ない量で使用したい場合は、アトマイザー(小さなスプレー容器)に入れ替えるなどして使うのがおすすめです。

ロールオンタイプの特徴

スティックタイプの容器の先端を肌の上で転がすようにして付ける香水です。容器が小ぶりで携帯しやすく、スプレーよりも少量ずつ使用できます。

スプレータイプでは付け過ぎてしまう方や、香水初心者さんにおすすめです。

練り香水

練り香水は、固形ワックスや硬いクリームに香水を練り込んだもので、ほかの液体タイプより扱いやすいのが特徴です。持ち運びにも便利で、ロールオンのように少量ずつ使うことができます。

また、ほかの2タイプよりやさしく香り、髪の毛に付ける楽しみ方もあります。

香水選びで失敗しないコツ3つ

香水選びで失敗しないコツ3つ

香水の選び方や種類について紹介しましたが、さらにコツを知っていると後悔しない香水選びができます。香水を購入する際はぜひ参考にしてください。

1. 目的を明確にする

オンオフ使える香水がほしい、香水で印象をよくしたいなど、香水の購入には何かしらの目的があるでしょう。

目的を忘れて香水を選んでしまうと、せっかく買っても使用する機会が減ってしまいます。あらかじめ目的を明確にし、目的に合った香水を選びましょう。

2. 試してから購入する

同じ「バラの香り」をうたっていても、ブランドによって香りの印象は異なります。初めての香水は、香りを試してから購入するのが安心です。

まずは香りを試せる紙(ムエット)を利用して、欲しい香りを選定します。最終的には、実際に肌に付けて香りの変化も確認しておくと安心です。香りの違いがよくわからなくなったら、少し時間をおいてから再度選んでみてください。

3. いきなり大きいボトルは買わない

慎重に選んだつもりでも、家に帰ったら香りの印象が違ったということがあります。すぐ香りに飽きてしまったり、うまく使えなかったりで、ほとんど使わなかったというケースは少なくありません。

まずは、小ぶりのボトルやアトマイザーサイズで試してみましょう。自分に合った香水は、少しずつ増やしていってください。

香水の正しい付け方

香水の正しい付け方

香水は、一度つけると長時間にわたって香り、フレグランスなどと比べて芳香が強めです。間違った付け方が周囲を不快にすることもあるため、正しい付け方も覚えておきましょう。

・付ける量
基本は1プッシュで、オードトワレやオーデコロンのように弱めに香るタイプは必要に応じてもう1プッシュ追加します。香りは慣れるため、付け過ぎには注意してください。

・付けるタイミング
出かける20〜30分前に付けると、やわらかな芳香になります。香水が苦手な人もいるので、人が集まる場では香水の付け方に配慮するのが好ましいです。

・肌に付ける
香水は体温で温められることで芳香が立つため、本来の楽しみ方としては、衣類ではなく肌に直接付けるのがおすすめです。ただし、汗と混じると香りが損なわれるため、注意しましょう。

・数ヶ所に分けて付ける
手首の内側に1プッシュし、それを他のところへ移すようにして広げると付け過ぎを防止できます。

香水を付ける場所

香水は、付ける場所によってナチュラルに香らせたり、しっかりとして芳香をまとったりできます。

顔に近い場所は香りを強く感じやすく、反対に下半身に付けるとふんわりと全身から香るようになります。体温が高い太い血管の上も、香りが出やすいポイントです。

<おすすめの場所>
・手首の内側
・首筋やうなじ、耳の後ろ
・胸元
・ひざの辺り
・足首

手首の内側は、ふとした動作でふわっと香る人気のポイントです。ただし顔に近い位置でもあるため、付け過ぎには注意しましょう。強く香らせたいときは、数ヶ所に分けるとより自然な仕上がりになります。

香水を買うときのボトルサイズは?どれくらいもつ?

香水のボトルはブランドにより大きさがまちまちですが、30ml/50mll/100ml の3サイズが多めです。

なお、1プッシュ当たりの噴霧量も容器ごとに異なり、1回当たりの使用量も香水の種類にもよるため、香水の持ちは1つの目安として参考にしてください。

香水の容量と使用できる期間(1日1〜2プッシュの場合)の目安は以下のとおりです。

容量 30ml…約3〜6ヶ月
容量 50ml…約5〜11ヶ月
容量 100ml…約10~1年10ヶ月

使用頻度の少ない香水の場合は、ある程度の量があるスプレータイプではなく、ミニボトルやロールオンタイプなどを選ぶのがおすすめです。使用期限内に使い切るサイズを選ぶようにしましょう。

香水の使用期限は?

香水の多くは使用期限が記載されていませんが、半永久的に使えるわけではありません。香料を溶かす役割のアルコールには防腐効果が期待できるものの、使用期限や保管状況には注意が必要です。

目安の期限は、未開封で製造から約3年、開封後で約1年です。保管時は高温多湿を避けてください。

開封後は劣化が進むため、早めに使い切るようにしましょう。開封から時間が経っている場合は、腕の内側などでパッチテストを行ってから使用するのが安心です。

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自分に合った香水を探そう

香水にはさまざまな種類があり、選び方も1つではありません。自分に合った香水を選ぶには、香りの好みだけでなく、使用シーンなども考慮に入れるのが失敗しないコツです。

香水の付け方もマスターして、上手に香水をまとえるようになりましょう。

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